英語の関係代名詞(Relative pronouns):使い方と練習問題
elsaspeakadmin
October 25, 2026
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関係代名詞は、英語学習者が間違えやすい文法項目です。特に、語ごとの使い分けを理解することや、文中での役割を見極めることが難しいと感じる人が多いでしょう。関係代名詞を使うと、節と節をつなぎ、名詞に関する情報をわかりやすく自然に補足できます。この記事では、ELSA Speakが関係代名詞の使い方と見分け方を、わかりやすい例文と練習問題を通して解説します。
関係代名詞とは?
関係代名詞(Relative Pronouns)とは、節を直前の内容につなげると同時に、すでに登場した名詞や代名詞の代わりをする語のことです。これにより、人・物・出来事についての情報を、文を分けずに一文の中で補足できます。
よく使われる関係代名詞には、who、whom、which、that、whoseがあります。修飾する名詞や文中での役割に応じて、それぞれ使う場面が異なります。
例: The woman who lives next door is a doctor.(隣に住んでいる女性は医師です。)
上の文では、「who」が「the woman」の代わりをし、「lives next door」という情報を主節につないでいます。この部分のおかげで、読み手はどの女性のことを言っているのかがはっきりわかります。

英語の関係代名詞の種類
英語では、文中で言及される人・物・関係に応じて、関係代名詞がそれぞれ異なる役割を果たします。ここでは、よく使われる関係代名詞・関係詞と基本的な使い方を紹介しますので、違いを見分ける参考にしてください。
Who
Whoは、関係代名詞が人を指す場合に使われ、通常は関係節の中で主語の働きをします。ただし、会話では、目的語の位置にある人について話すときに、whomの代わりにwhoが使われることもあります。
例: The student who sits next to me is very friendly.(私の隣に座っている生徒はとてもフレンドリーです。)
この文では、whoは「the student」の代わりをし、同時に「sits」の主語になっています。
Whom
Whomは、人が関係節の中で目的語になるときに、その人の代わりとして使われます。動詞や前置詞の後ろに置かれることが多いですが、日常会話では、言い方をより自然にするためにwhomの代わりにwhoがよく使われます。
例: The woman whom I invited to the party is my cousin.(私がパーティーに招待した女性は、私のいとこです。)
ここでは、「I」が「invited」という動作をする側で、whomはその動作を受ける人です。
Whose
Whoseは所有を表し、人にも物にも使えます。whoseの後ろには通常名詞が続き、その人や物が誰(何)のものであるかを示します。
例: I know a boy whose mother works at this school.(お母さんがこの学校で働いている男の子を知っています。)
上の文では、whoseが「the boy」と「his mother」の関係を示しています。
Which
Whichは、主に物・動物・出来事の代わりとして使われます。文の構造によって、関係節の中で主語にも目的語にもなります。
例: The phone which I bought last week is already broken.(先週買った携帯電話はもう壊れてしまいました。)
この文では、「I」が「bought」の主語で、whichは目的語として「the phone」の代わりをしています。
That
Thatは、制限用法の関係節において、人・物・動物を指すときに、whoやwhichの代わりに使うことができます。この使い方をすると、文が簡潔で自然になることが多いです。
例: The movie that we watched last night was really funny.(昨夜私たちが見た映画は本当におもしろかったです。)
ただし、thatはカンマの後ろや、非制限用法の関係節では使えません。thatと他の関係代名詞のどちらを選ぶかを考えるときは、この点を覚えておきましょう。
Where, When, Why
Where、when、whyは、場所・時・理由を表す名詞と節をつなぐために使われます。対応する関係を表す表現を繰り返さずに済むため、より自然に表現できます。
注意: where、when、whyは、関係代名詞というより関係副詞と呼ばれることが多い語です。そのため、この部分を学ぶときは、混同しないように、who、whom、whose、which、thatとは区別して覚えましょう。
What
Whatは、who、which、thatなどの関係代名詞とは使い方が異なります。what自体に、置き換える名詞の意味が含まれているためです。そのため、whatは「~すること」「~するもの」に近い意味を持ち、特定の先行詞の後ろには置かれません。
例: I finally understood what you meant.(あなたの言いたかったことが、ようやくわかりました。)
ここでは、whatが「the thing that」の意味を含んでいるため、whatの前に名詞を置く必要はありません。
複合関係代名詞
複合関係代名詞とは、節の中で何らかの役割を果たしながら、その内容を文の他の部分につなぐ働きも同時に持つ語です。英語でよく使われる形には、whoever、whomever、whichever、whateverがあります。
Whoeverは「誰でも」を表し、主語の働きをすることができます。
Whomeverは「誰でも」を表し、目的語の位置で使われます。
Whicheverは、特定の人や物の中から「どれ(誰)でも」を選ぶときに使われます。
Whateverは「何でも」「どんなものでも」を表します。
例:
Whoever finishes the task first can leave early.(最初に仕事を終えた人は誰でも早く帰ってかまいません。)
Choose whichever dress you like.(好きなドレスをどれでも選んでください。)
You can do whatever makes you feel comfortable.(心地よく感じることなら何でもしてかまいません。)

文中での関係代名詞の使い方
関係代名詞を正しく使うには、まず、後ろに続く節の中でその語がどのような役割を持つかに注目する必要があります。関係代名詞は、主語になる場合、目的語になる場合、所有を表す場合があります。また、where、when、whyは、場所・時・理由についての情報を補足したいときに使います。主語と目的語の区別は、関係代名詞のすぐ後ろに来る要素を見れば判断できるため、特に重要です。
主語になる場合
関係代名詞が後ろの節の中で主語の働きをするとき、それは動作を行う人や物にあたります。そのため、関係代名詞の後ろには通常動詞が続き、その動詞の前に別の主語は置かれません。
人にはwhoがよく使われ、物や動物には、場合に応じてwhichやthatを使うことができます。
例:
The woman who teaches French lives near my house.(フランス語を教えている女性は、私の家の近くに住んでいます。)
I found a website that offers free English lessons.(無料の英語レッスンを提供しているウェブサイトを見つけました。)
1つ目の文では、whoが「the woman」の代わりをし、「teaches」の動作を行っています。同様に、2つ目の文のthatは「a website」の代わりをし、動詞「offers」の主語になっています。
簡単な見分け方は、関係代名詞のすぐ後ろを見ることです。後ろに動詞が来ていれば、その関係代名詞は主語として働いています。
目的語になる場合
関係代名詞が目的語になるのは、後ろの節の中で動作を受ける人や物を指すときです。この場合、関係代名詞の後ろには、通常、別の主語が先に来て、その後に動詞が続きます。
人に対しては、フォーマルな文章ではwhomが使われますが、日常会話ではwhomの代わりにwhoもよく使われます。物に対しては、whichやthatがこの役割を担えます。
例:
The singer whom we invited to the event arrived early.(私たちがイベントに招待した歌手は、早く到着しました。)
I enjoyed the movie that my friend recommended.(友達が勧めてくれた映画をとても楽しみました。)
これが目的語だとわかるのは、whomの後ろにweが、thatの後ろにmy friendがあるからです。つまり、後ろの節には、動作を行う独自の主語がすでにあるということです。
これは、関係代名詞を省略する場合によく見られるケースでもあります。例えば、The movie that my friend recommended was excellent.(友達が勧めてくれた映画はすばらしかったです。)は、The movie my friend recommended was excellent.(友達が勧めた映画はすばらしかったです。)と短くできます。
この省略は、関係代名詞が目的語として働いており、必要な条件を満たしている場合にのみ適切です。
所有を表す場合
ある人や物が、別の名詞と所有の関係にあることを示したいときは、whoseを使います。この語は人にも物にも使え、通常、所有されるものを表す名詞の前に置かれます。
例:
I met a student whose father works at the airport.(お父さんが空港で働いている生徒に会いました。)
We stayed in a hotel whose rooms overlooked the sea.(私たちは、客室から海が見えるホテルに泊まりました。)
1つ目の文では、whose fatherが、その父親が「a student」に属していることを示しています。同様に、whose roomsは、それらの部屋が「a hotel」に属していることを示しています。
簡単な覚え方があります。関係代名詞の後ろに名詞があり、文の意味として「誰の」「何の」という関係を表す必要があるときは、whoseが適切な選択になることが多いということです
場所・時・理由を表す場合
場所、時点、原因についての情報を補足したいとき、英語ではwhere、when、whyを使って、名詞とその後ろの節をつなぎます。文法上の分類では、これらは通常、関係副詞と呼ばれますが、文の2つの部分をつなぐ働きがあるため、関係代名詞と一緒に学ばれることが多いです。
Whereは、場所を表す名詞の後ろで使います。
This is the library where I studied for my final exam.(ここは、私が期末試験の勉強をした図書館です。)Whenは、時を表す名詞の後ろで使います。
Do you remember the month when we first met?(私たちが初めて会った月を覚えていますか?)Whyは、理由を表す名詞の後ろで使い、最もよく使われるのはthe reasonの後ろです。
I don't understand the reason why he canceled the meeting.(彼がなぜ会議を中止したのか、その理由がわかりません。)
これらの表現は、「前置詞+関係代名詞」の構造と関連づけられることがあります。例えば、in whichは場所を表す一部の文でwhereと同じ意味で使え、for whichは理由について述べるときにwhyと同じ意味になります。

関係代名詞の省略のしかた
関係代名詞の省略とは、意味を変えたり文法的な誤りを生じさせたりせずに、文中の関係代名詞を取り除くことです。次のような場合に省略できます。
関係代名詞が目的語として働いていて、whoseではなく、カンマや前置詞の後ろにも置かれていない場合は、関係代名詞を省略できます。
例: This is the shoe shelf which I bought. → This is the shoe shelf I bought.(これは私が買った靴棚です。)関係代名詞が主語として働き、その後ろにbe動詞と、前置詞句・形容詞句・分詞が続く場合は、関係代名詞とbe動詞の両方を省略できます。
例: The smartphone which is on the table is mine. → The smartphone on the table is mine.(テーブルの上にあるスマートフォンは私のものです。)関係代名詞が主語として働き、その後ろに一般動詞が続く場合は、関係代名詞を省略できません。
例: The woman who works at the bank is my neighbor.(銀行で働いている女性は私の隣人です。) → この文では、whoがworksの主語なので、省略できません。

制限用法と非制限用法の違い
制限用法と非制限用法の違いは、後ろに続く情報が対象を特定するために必要なのか、それとも単に情報を補足するだけなのかという点にあります。
制限用法の例:
The students who joined the music club will perform tonight.(音楽部に入っている生徒たちは、今夜演奏します。)
この文では、who joined the music clubが、演奏する生徒のグループを特定する役割を果たしています。
非制限用法の例:
My English teacher, who studied in Canada, speaks French fluently.(私の英語の先生は、カナダで勉強した人で、フランス語を流暢に話します。)
この文では、my English teacherですでに対象がはっきりしています。who studied in Canadaの部分は情報を補足しているだけなので、2つのカンマで挟まれています。
注意:thatは制限用法の関係節では使えますが、カンマのある非制限用法の関係節では使えません。

関係代名詞でよくある間違い
関係代名詞を使うとき、学習者は、語ごとの使い分けを間違えたり、カンマや省略に関するルールを誤って適用したりしがちです。特に注意したい代表的な間違いは次のとおりです。
関係代名詞の混同:対象や関係代名詞の役割を正しく判断できず、who、which、whose、thatを間違って使ってしまうことです。
例: The woman who teaches English is my aunt.(英語を教えている女性は私の叔母です。)非制限用法でカンマを忘れる:非制限用法の関係節は情報を補足するだけなので、カンマで区切る必要があります。
例: My father, who works at a bank, speaks English well.(私の父は、銀行で働いており、英語が上手です。)関係代名詞を誤って省略する:関係代名詞は自由に省略できるわけではありません。関係代名詞が主語として働き、その後ろに一般動詞が続く場合は、関係代名詞を残す必要があります。
例: The boy who plays tennis is my brother.(テニスをしている男の子は私の弟です。)関係代名詞と関係副詞の混同:where、when、whyは、通常、場所・時・理由を表すときに使われます。一方、who、which、thatなどの関係代名詞は、節の中で名詞の代わりをする役割を担います。

関係代名詞の練習問題
練習問題1:次の文を、関係代名詞を使った文に書き換えましょう
- Emma bought a new camera. She uses it for her photography class.
- The woman is my new manager. I met her at the meeting yesterday.
- I have a friend. His brother works for an international company.
- This is the library. I usually study there after school.
- I remember the summer. We traveled around Europe during that summer.
- The restaurant is very popular. We visited it last weekend.
- The boy is my classmate. He won the English competition.
- I found the keys. You were looking for them this morning.
- She works for a company. The company produces educational software.
- The teacher gave us some useful advice. We really appreciated it.
練習問題2:正しい答えを選びましょう
- The girl ___ won the competition is my best friend.
A. whom
B. whose
C. who
D. which - The computer ___ I use at work is quite old.
A. who
B. which
C. whose
D. whom - The man ___ car was parked outside is our new neighbor.
A. who
B. whom
C. whose
D. which - The colleague with ___ I worked last year has moved to another company.
A. who
B. whom
C. whose
D. which - My mother, ___ lives in Hue, visits me every month.
A. that
B. which
C. who
D. whom - This is the school ___ my sister studied when she was young.
A. who
B. where
C. whose
D. whom - I still remember the moment ___ I received my first job offer.
A. where
B. who
C. when
D. whose - The bag ___ she bought yesterday is very expensive.
A. who
B. whose
C. that
D. whom - The students ___ are waiting outside have an English test today.
A. whom
B. which
C. who
D. whose - The book ___ cover is damaged belongs to the school library.
A. whom
B. whose
C. who
D. which
解答と解説
練習問題1
練習問題2
英語の関係代名詞に関するよくある質問
関係代名詞のwho、which、thatはどのように使いますか?
- Who:人を表す名詞の代わりに使われ、通常は関係節の中で主語になります。
- Which:物・出来事・事柄を表す名詞の代わりに使われます。
- That:制限用法の関係節で、whoまたはwhichの代わりに使えます。カンマの後ろでは使いません。
英語の関係代名詞はどんなときに省略できますか?
関係代名詞は、目的語として働いており、カンマや前置詞の後ろに置かれていない場合に省略できます。主語として働いている場合は、自由に省略することはできません。
関係代名詞のwho、which、thatはどのように使い分けますか?
Whoは人に、whichは物や出来事に使います。thatは、制限用法の関係節で人にも物にも使えます。カンマのある関係節では、thatは使いません。
もっと見る: 英語の冠詞:「A」「An」「The」の分かりやすい使い方
まとめ
関係代名詞の知識をしっかり身につければ、文中の考えを無理なくつなぎ、より自然で正確な英語を使えるようになります。ここまでの解説と練習問題が、日常会話や学習の場面で自信を持って活用する助けになれば幸いです。さらに役立つ文法知識を学びたい方は、ELSA Speakの文法カテゴリもぜひご覧ください。
覚えておきたいポイント